双方向 HV コンタクタはホール効果センサーを追加します。

HVC27 (B88269X) HV コンタクタシリーズは、TDK の他の HVC タイプでも使用されているガス充填セラミックアークチャンバと、主接点のスイッチング状態を検出するための補助接点用のオプションのホール効果センサーを使用しています。

HV コンタクタの仕組み

双方向設計により、1 台の HVC27 だけでバッテリーの充電と放電ができるほか、モーター駆動システムや回生ブレーキにも電力を供給できます。

高い連続電流容量を備えた高電圧コンタクタは、太陽光発電システムや UPS システム用の蓄電池などの定置型蓄電池システムや、リチウムイオン電池の急速切断用の電気自動車や DC 急速充電ステーションで使用されています。

UL 認定 HVC27 シリーズには 3 つの機械式バージョンがあります。寸法が 95 x 44 x 90 mm (L x W x H) の直立バージョン (C1) と、90 x 90 x 46 mm の水平バージョン (C5) です。 HVC25 (HVC200、300、および 500) の代替タイプ (NIL) としての 3 番目のバージョンも同様です。高電流コンタクタは、動作電圧 12 V または 24 V のシングルコイルまたはダブルコイルで使用できます。シングルコイルバージョンは連続動作時に 6 W を必要としますが、デュアルコイルバージョンはわずか 4 W です。

抵抗開放 (450 V/300 A) の耐用年数は、シングルコイルバージョンでは 1500 回の操作、デュアルコイルバージョンでは 2000 回の操作と規定されています。 750 V/300 A では、これらの値はそれぞれ 150 および 1000 の開放サイクルになります。